生理痛つらすぎて 低用量ピル、はじめました。
ども、コンです。
我々女子のもとに毎月毎月かかさずやってくるアレ。
生理。
ああああああ。
もううううううう。
次の生理を思うだけで憂鬱。
毎月3日間は確実に体調不良です。
なんなら生理1週間前くらいから
なんかだるかったり、やたら眠かったり、
ちょっとのことでイライラしてしまったり…
下手したら月のうちの半分も生理によっていろいろな不調が起こっているのです。
そんなつらすぎる状況に終止符を打ちましょう!
- 1. 低用量ピル開始前の不安
- 2. 産婦人科を受診
- 3. 低用量ピルいつ開始?
- 4. 1ヶ月目(1シート目)の感想[副作用どうだった?]
- 5. 1シート終了後の生理
- 6. 低用量ピル飲んでみて…まとめ
そんな辛すぎる生理とコンはずっと闘ってきました。
みなさんもきっとそうですよね。
もしかしたら今この記事を見てくれているあなたは まさに生理と格闘中かもしれません。
お腹はズキズキ痛い…を通り越してのたうち回りながら唸り、
腰は鉛でも入ってるのか?というくらい鈍く重い。
下半身の感覚は鈍く、関節は脳からの指令をなかなか受け入れない。
吐き気がするのは、もはや通常運行。
私だけかもですが、
寒いのに冷や汗かくし、なんか水触れなくなります。
食器洗いとかできない。すごく嫌だ。
市販薬は気休めです。
そんな状況からようやく、脱する決意ができました!
「低用量ピル」
みなさんも一度くらいは聞いたことあるかもしれませんが、
低用量ピルは月経困難症(いわゆる生理痛など)の治療で処方されます。
基本処方薬なので、低用量ピルはじめよう!って方は産婦人科や婦人科を受診してください。
今回は私コンが低用量ピルをはじめるまでの流れと実際飲んでみての感想をつづりたいと思います。
1. 低用量ピル開始前の不安
コンは18歳の夏終わり頃から生理痛がやばい領域に達しました。
初めて外出中にめまいがして、近くのお店のお手洗いに駆け込みました。
腹痛と嘔吐感でしばらくトイレから出られず…
父と待ち合わせをしていたのでなんとか外に出るも、途中道ばたで嘔吐してしまいました。
そのときの心境は、「お掃除のおじさん、ごめんなさい(;_;)」だったのを覚えています。笑
結局このときは心配で探しに来てくれた父に発見され、家に帰ることができました。
こうして始まった生理痛との闘いの日々。
初めの頃は市販薬のロキソニンやEVEを事前に飲めば、
動ける程度には症状を抑えることができていました。
しかし大学に入り、とうとう外出中 救急搬送されてしまいました。
まず、消防士さんごめんなさい…動けないのですが…ただの生理痛なんです…
そして、周りの皆さん、お騒がせしてすみません…死には至りませんので…
病院のお医者さんたちもごめんなさい…唸るしかできなくて…
という具合にめちゃくちゃ申し訳ない気持ちになりました。
搬送先の病院では、何人ものお医者さんや看護師さんに囲まれ、お腹押されて痛くないですか?と聞かれたり、いつの間にか点滴打たれていたり、下脱がせますね〜って、もうどうにでもしてくださいって感じでした。笑
そんなことがあったので、自分のためだけでなく、
周りに迷惑かけれないなという思いで生理についていろいろ調べました。
そこで見つけた生理痛解消のひとつが「低用量ピル」
ただ、調べれば調べるほど「副作用」が気になってきてしまい、なかなか手を出せずにいました。
低用量ピルの副作用で一番心配されるのは「血栓症」だと思います。
血栓症とは、血管内に血栓(血の塊)ができ、血管が突然塞がれてしまう病気です。
血栓で塞がれる場所によって、「脳梗塞」や「心筋梗塞」など重篤なケースも引き起こします。
こんなこと知ってしまったら、こわい。こわすぎる。
と、ビビってしばらく勇気が出ずにいました。
しかし、こんなことも言ってられないできごとが…
バイト中、生理痛で再び救急搬送。
OMG〜
低用量ピル服用の勇気が出ない間、できる限りの生理痛解消法を実践してみましたが、この始末。
意を決して先月、産婦人科を受診しました。
その前に低用量ピルについて再度調べ、「血栓症」のリスクを詳しく調べてみました。
海外の疫学調査によると、低用量ピルを服用していない女性の静脈血栓症発症のリスクは年間10,000人あたり1-5人であるのに対し、低用量ピル服用女性では3-9人と報告されています。一方、妊娠中および分娩後12週間の静脈血栓症の発症頻度は、それぞれ年間10,000 人あたり5-20 人および40-65人と報告されており、妊娠中や分娩後に比較すると低用量ピルの頻度はかなり低いことがわかっています。
すると、めちゃくちゃ恐れていた血栓症発症リスクですが、
低用量ピル服用女性の発症率よりも妊娠中および12週間後の発症率の方が高いことを知ってびっくり。
喫煙者や糖尿病などの方の方がはるかに血栓症リスクは高いようです。
低用量ピルの他の副作用、「吐き気」や「不正出血」などなど…
これらも不安要素ではありましたが、背に腹は代えられぬ!
血栓症のリスクを詳しく知った上で、少しの不安と期待とドキドキを胸にいざ受診!
2. 産婦人科を受診
以前診てもらったことのある産婦人科へ。
ネットを見てると「月経困難症の場合、産婦人科より婦人科の方が良い」といった情報がちらほらありますが、
正直どちらでもちゃんとした先生であればちゃんと診てくださいますし、通院していて大事だなと思うのは、“自分が通いやすいかどうか” だと思います。
- 通いやすい距離か
- 合わない先生ではないか
- 時間帯が合うか・予約制か
など、今後お世話になることを考えながら病院を決めるのがいいと思います。
私は以前の診察で内診をしていたからか、
今回は内診はなく、簡単な問診だけで、
「ピルの処方をお願いしたくて…」と恐る恐る申し出たら
「あぁ、低用量ピルね、いいんじゃないですか」という軽い感じで処方していただけました。笑
服用についての説明を受けて、さくさくっと診察終了。
こんなさくさくでよいのか?私なにか聞き忘れたりしていないだろうか?
と少し不安になりながら診察室を出た後、看護師さんが「大丈夫ですか?わからないことなかったですか?」と声をかけてくださって、「天使〜(泣)」と思いながらあれこれ聞きました。
3. 低用量ピルいつ開始?
ネットで下調べすると、生理が始まったらピルを飲み始める感じだったので、生理予定日の2日前に産婦人科を受診しました。
実際、先生には「生理4日目から開始してください。」と言われました。
ピルの種類や先生によっても少し変わるようです。
低用量ピルは毎日だいたい同じ時間に飲みます。
私は「ロゼレム」という別のお薬を毎日19時に飲むようにしていたので、この時間に一緒に飲んでいます。
ただ、もちろん毎日1分1秒変わらず同じ時間!でなくて大丈夫ですし、
私は時々忘れていたりするので、実際は19時〜21時の間に飲んでいます。
低用量ピルは1日飲み忘れた後の対処法がありますが、血栓症の話や、避妊目的なのかなどで対処が変わってきそうです。
ネットに情報がいくつかありますが、今度先生に確認してみようと思います。
4. 1ヶ月目(1シート目)の感想[副作用どうだった?]
いよいよ低用量ピル服用開始。
私は「ヤーズ」という低用量ピルを処方してもらいました。
ヤーズは月経困難症のために開発された超低用量ピルらしいです。
他の低用量ピルより副作用が強くなりにくいようで、ピル初心者さんによく処方されるらしいです。
開くとこんな感じ。
28錠入っていて、最後の4錠(白いやつ)は休薬期間の何も含まれていないただの錠剤です。
これを毎日1錠、1番から順番に飲んでいきます。
カレンダーシールという曜日の書かれたシールを貼る事で飲み忘れを防ぐわけですが、私は自分の記憶を信用していないので、服用を開始したその日に自分の手帳の日付の横に1〜28の数字を記入しました。
その日に飲んだピルの番号と、手帳の番号が一緒であればOK。
1日目、ドキドキしながら服用。
特に何もなく就寝。
2日目、日中なんかちょっと気持ち悪い感じ。
吐き気まではいかないけど食道から胃にかけて気持ち悪い感じ。
この地味〜な気持ち悪さが何日か続きましたが、ごはんは普通に食べれました。
ただ、焼き肉とかそうゆうのはあまり食べたくない感じです。
その後は特に気になる事はなく、
1シート目が終わる前(25錠目)に再度産婦人科へ行きました。
この時は「特に気になることはありません」ということを伝え、
血圧を測って、追加2シート処方してもらいました。
次回はこの2シートが終わる頃、再受診して採血します。ドキドキ
ただ、今とても気になる事がありまして…
この時の診察で「肩など痛くなったりしていませんか?」と聞かれ、
この時は特に感じていなかったので「いいえ」と答えたのですが、
27日目、むくみがすごくて、バイト先の店長に「今日目腫れてない?」と言われたり、バイト後足がパンパンだったり、筋肉痛にも似た感じになりました。
そして、2シート目に突入した今、首・肩周りが筋肉痛みたいな感じですごく凝っています…
これはやばいのか?大丈夫なのか?
次の診察は4月の予定だけど…そのうち治るのか??
めちゃ心配です。
5. 1シート終了後の生理
本来1シート終わった翌日(つまり29日目)に生理が開始するものですが、
初めての服用だったからか、27日目の就寝前に出血を確認し、そのまま28日目から生理が開始しました。
まあ、1日くらいのズレは許容範囲かなと思っていますが、なんとその翌々日には出血がピタッとなくなったのです。
まじかーーーーー
生理期間2日間…
まじかーーーーー
生理痛とかほぼほぼなかったのももちろんびっくりなのですが、それよりもこの生理期間の短さに今はびっくりしています…
いや、ほんと、腹痛も腰痛も頭痛もほぼ皆無でした。
感動…(泣)
なのですが、生理2日で終わったのが不安。肩も痛いし。
あの鈍い気持ち悪さは再びな感じです。
あと、PMS(月経前症候群)は少し軽くなったかなー?くらいで大きな変化はありませんでした。
いつも通りイライラしちゃうし、めちゃくちゃ眠くなりました。
ただいつもよりPMS期間は短かったかな?
お肌の変化はまだみられません。
おっぱいはなんだか大きくなった感あります。張ってて痛いほどではありません。
今後定期的に状況報告していきますね。
特に何もなければ次の受診が終わってからかな。
6. 低用量ピル飲んでみて…まとめ
- 血栓症など副作用が不安だったけどリスクはそれほど高くない
- その他の副作用(吐き気など)はあったが、以前の生理時より断然マシ
- 首・肩周りが筋肉痛のような痛み…これが心配
- 生理痛はびっくりするほど軽減したが、それより生理期間の短さにびっくり
- 今後のお肌の状態やおっぱいの成長ぶりが楽しみ
- 今後PMSが軽減すればなおよし◎